
・有機廃棄物混練機使用方法 <アスキュー>
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●TP酵素DGGE解析 潟eクノスルガ・ラボ
●DGGE解析 バンド塩基配列解析 潟eクノスルガ・ラボ
●重金属試験 岐阜県公衆衛生センター
●一般細菌数 日本食品分析センター
●抗酸化分析 生物化学研究所
上記5点にて成分分析を行っています。
●「焼酎粕微生物分解物」の評価 生物工学研究所(渡辺 豊様)
1.まえがき
焼酎の原料は米、芋、黒糖などがあり、これらの原料中の糖を酵母によりアルコールに発酵分解するかデンプンを酵素により糖化した後、酵母による発酵分解によりアルコールを生産する。従って、原料中の糖、デンプン以外の蛋白質、脂質などは利用されず、焼酎粕中に残存することとなる。つまり、焼酎粕はこれら有用成分を多量に含有した有望なバイオマスであると言える。そこで、蛋白質や脂質を効率的に分解する微生物により焼酎粕を処理することにより、農作物の成長促進に有効な肥料や健康の保持、増進に効果的な健康素材を生産することが期待できる。
株式会社天佑は1種類の微生物ではなく様々な微生物を集団として用い焼酎粕を発酵分解することで固形物を限りなく減量化した液体を製造することに成功した。この液体中には、蛋白質などが発酵分解されたペプチドやアミノ酸などが含有されると期待できる。今回このような液体の評価法として化学発光法による抗酸化作用について検討を試みた。
2.抗酸化作用評価の意義と評価方法
意義
人間は1分間に数十回呼吸をし、酸素を体内に取り入れ体内の栄養成分を燃やし(酸化させて)エネルギーを得ている。体内に取り込まれた酸素の一部(2〜3%)が酸化力の強い活性酵素に変わる。活性酵素はその強い混酸化力により生体内で重要な働きをしている遺伝子やタンパク質、脂肪を酸化する。その結果、ガン、糖尿病、心筋梗塞、動脈硬化など様々な病気の原因となると言われている。
このように様々な病気の原因である活性酸素を消す作用を抗酸化作用といい、病気を防ぎ、健康を増進する上で大切な役割を果たしていると言える。
評価法
各々の試験水の中に過酸化水素とルミノールを添加し、そこに西洋ワサビから調整された酵素パーオキシダーゼを添加した。過酸化水素に酵素が作用し活性酸素スーパーオキサイドが発生する。これがルミノールに作用する時に発せられる発光量により活性酸素量を評価した。つまり、想定系で発光量が少ないほど活性酸素の量が少ないことを意味し、その時に用いた試験水の活性酸素消去作用(抗酸化作用)が強いと評価しうることになる。強い抗酸化作用を有するタンニン酸を標準物質として、焼酎粕の発酵分解段階での液体の抗酸化作用を評価した。
結果
タンニン酸濃度250,500,1000,2000ng/mlの化学発光量を測定し、標準曲線を作成した場合の相関係数はr=-0.9818であり良好であった。これを基に焼酎粕発酵分解液の抗酸化作用をタンニン酸相当量で算出した。
タンニン酸濃度(ng/ml)
化学発光量 タンニン酸相当量(μg/ml)
250 55484±1252
500 30604±
103
1000 1677± 276
2000 143± 10
焼酎粕発酵分解液
@100倍希釈 51817±2028 23.9
A 10倍希釈
4807± 86 9.2
B 10倍希釈 15336± 562 5.9
C 10倍希釈
8034±2873 4.1
予測に反し発酵分解が進むにつれて抗酸化作用は低下したが、発酵が進むにつれて変化が起こっているのは間違いなく、この方法が品質管理に有効であることが期待できる。
ちなみに C液の抗酸化作用はかなり高く、様々な植物の発酵分解物である万田31号400μg/mlの抗酸化作用はタンニン酸0.4μg/mlに相当する。
今後、焼酎粕発酵分解液を様々な角度から評価する事により農作物の成長促進ばかりではなく機能性強化農作物の生産に有効な液肥や人々の健康の保持・増進に有効な健康飲料の開発に繋げる事で廃棄されている焼酎粕の差別化・高付加価値化をはかり有効利用を目指す。